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大学院時代の調査研究により明らかになったこと
2026.5.1MBA

大学院時代の調査研究により明らかになったこと

大学院での研究結果の社会での有用性を考えると、企業が、どこの国の文化であっても柔軟に適応しやすい人材を育てるには、社員の「自尊心」を育てることで高い効果が期待できることが挙げられます。日本企業に関して言えば、世の中で通説のように謳われる社員の英語教育への重点投資や若手社員に対する海外研修の促進等は、直接的な因果関係を生みません。それはもとより、組織適応力のある人間を育てるには、両親や学校等の教育機関が、子どもの発達段階において、自尊感情を高く持てるような指導教育を施すことが有用であることは言うまでもないでしょう。

↑大学院時代に執筆したMBA論文


仮説の検証結果より、次のことが明らかになりました。異文化経験者(帰国子女、半年以上の留学経験者、半年以上の海外駐在経験者)と非異文化経験者に共通して、「職場満足度」に対して「人間関係満足度」が有意な関係性を示し、「人間関係満足度」に対して「職場適応感」が有意な関係性を示し、「職場適応感」に対して「自尊心」が有意な関係性を示します。加えて、異文化経験者に関しては、「自尊心」に対して「海外適応感」が有意な関係性を示すことが検証されました。このことから、非異文化経験者については検証していないものの、過去の経験における適応感が、「自尊心」に影響を及ぼすと考えられます。 

↑職場満足度モデル(論文より抜粋)

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